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25.08.08

7/25東北電力グリーンプラザ「海の中の小さな怪物!?ちりめんモンスターを探そう!」イベントを開催しました

食産業学群 片山 亜優 准教授は「クローバーウニ」をはじめとして、自然のしくみを明らかにするため、海洋、河川、湖沼に生息する魚類、貝類などの生物が、どのように生活しているのか、また環境との関わりについて研究しています。7月25日、東北電力グリーンプラザが主催する小学生向け実験教室「海の中の小さな怪物!?ちりめんモンスターを探そう!」に本学と連携協定を結んでいる国立研究開発法人水産研究・教育機構岡崎氏と片山准教授が共同で開催しました。

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海の中の小さな怪物!?「ちりめんモンスター探し」

「ちりめんモンスター探し」は、加工されたちりめんじゃこ(カタクチイワシの仔魚など)に混じっている未利用魚も含む様々な魚介類を探す体験です。参加者はカニやイカの幼生などをちりめんじゃこの中から一生懸命探していました。見つけた生きものを図鑑で探したり、講師に直接聞くことで、生物の名前を調べていました。また、調べた後には、自分の好きな魚をイラストにして缶バッジにして持ち帰りました。

見てみよう!触れてみよう!タッチプール

宮城大学が調査のために飼育している水棲生物を直接触れるタッチプールを展示しました。タッチプールにはウニ、ホヤ、ホタテ、ナマコがおり、生物が動いている姿を観察したり、手で触感を感じたりしました。最初は慎重に触っていても、慣れてくると手ですくってウニの棘やナマコの体表の触感を確かめていました。

参加した小学生からは、「見たことがない生きものをたくさん見つけられた」「見つけた生きものを図鑑で調べることで、小さい魚の姿を詳しく知ることができた」「ウニやナマコが実際に動いている姿を見て、海の様子が想像できた」などの感想がありました。

開催概要

イベント名 東北電力グリーンプラザ実験教室「海の中の小さな怪物!?ちりめんモンスターを探そう!」
開催日時 2025年7月25日(金)
Aコース:10:30~12:30
Bコース:14:00~16:00
場所 東北電力グリーンプラザ1階、コミュニティールーム
(980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町3丁目7-1)
対象 小学生(3年生以下は保護者同伴)、各回16名定員(抽選)、参加無料
講師 食産業学群 准教授 片山亜優、国立研究開発法人水産研究・教育機構 岡崎 雄二
主催 東北電力グリーンプラザ

国立研究開発法人水産研究・教育機構について

水産研究・教育機構は、水産分野における研究開発拠点であった国立研究開発法人水産総合研究センターと、人材育成を目的とする独立行政法人水産大学校が 2016 年に統合し、国立研究開発法人水産研究・教育機構が発足しました。2020 年には、全国9ヶ所の研究開発部門を「水産資源研究所」と「水産技術研究所」に再編し、開発調査センターと水産大学校を加え現在の体制になりました。機構は , 水産物の安定供給と水産業の健全な発展に貢献するため、水産分野における研究開発と人材育成を推進しその成果を最大化し社会への還元を進めることを基本理念として活動を続けています。

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