新着情報
25.03.12
【WOW×娘すずめ。】仙臺緑彩館で「祝彩緑彩バーチャルすずめ祭り」が公開されています!!
青葉山公園仙臺緑彩館に仙台すずめ踊りの活気をいつでも体感できる新たな体験型観光コンテンツ「祝彩緑彩バーチャルすずめ祭り」が登場、3月2日に除幕式を開催しました。本コンテンツは、利用者が作成した踊り手たちがモニター上で踊りだし、まるで祭りに参加しているような体験ができます。
<メディア掲載>下記メディアで本取り組みをご紹介いただきました!
・khb東日本放送「バーチャルですずめ踊りを体験『現代の技術を使って未来に継承』仙台市仙臺緑彩館」
・仙台経済新聞「仙臺緑彩館に『すずめ踊り』体験型コンテンツ アバターが仮想空間で跳ね踊る」
・ミヤテレ「『すずめ踊り』をバーチャル体験、観光客に楽しんで欲しいと設置(仙台市・仙臺緑彩館)」
・河北新報「『すずめ踊り』CG動画で臨場感たっぷり 仙臺緑彩館に観光コンテンツ設置」
・3/6-18:30ころ~、NHKてれまさの番組内で生中継予定でご紹介いただきました。
踊り手のアバターが踊りだす旅行者向けコンテンツ
「娘すずめ。」の踊り手が実際に踊る様子をモーションキャプチャーで再現
コンテンツ制作にあたっては、本学「娘すずめ。」サークルがモーションキャプチャのモデルとして参加している他、モーションキャプチャの技術協力・監修で薄井洋子助教が参加しています。コンテンツの制作の中心となったのは、宮城大学においても「伝統文化とビジュアルデザインの可能性」を追求する活動を多数展開してきたWOW、また、展示什器の制作は本学卒業生で建築家として活躍する後藤充裕さんが担当しています。
娘すずめ。サークルの大坊珠子さんは「最先端でワクワクする企画で、新しい体験が多く楽しかったです!参加させていただきありがとうございました。私自身『娘すずめ。』に入ってからすずめ踊りの魅力にどんどん惹かれ、たくさん力をもらってきたので、多くの方にすずめ踊りを楽しんでいただければと思います。バーチャルすずめ祭りも娘すずめ。も応援よろしくお願いします」とコメントしています。
薄井洋子助教は「私はこれまで、モーションキャプチャによる身体動作のデータや、様々な三次元データをCGやVR(Virtual Reality:仮想現実)へ応用することを研究してきているのですが、すずめ踊りについては長年記録してみたいと思っていました。今回それが叶ってよい機会となりました。デジタル伝統芸能や文化の保存・学習に新しい技術を導入することでさまざまな方が楽しみながら触れるきっかけになると思います。今回のバーチャルすずめ祭りが仙台の観光振興に一役買うことができて良かったと思っています」とコメントしています。
コンテンツ概要
名称 | 「祝彩緑彩バーチャルすずめ祭り」 |
設置場所 | 青葉山公園仙臺緑彩館、情報ラウンジ |
利用方法 | ① タッチパネル上で踊り手のアバターを作成します。アバターの衣装やお面の配色を選択し、踊り手のグループ(祭連(まづら))の名前をつけることができます。 ② 完成したアバターがメインモニターで踊りだします。映像は、宮城大学すずめ踊りサークル「娘すずめ。」の踊り手が実際に踊る様子をモーションキャプチャーで再現したものです。モニターにはたくさんの踊り手が連なって登場し、お祭りの活気が感じられます。 |
お問い合わせ | 仙台市文化観光局観光課 022-214-3018 |
WOWについて
人々の心に躍動を生み出す——WOWは、このミッションに2つのアプローチで挑んでいる。1つはクリエイティブコレクティブとしてのアプローチ。デザイン、アート、テクノロジーを横断した個性溢れるクリエイターたちが、独自のテーマや表現方法を探究。各々の技を磨きながら作品づくりを行い、アートやプロダクトとして発表・販売している。もう1つは、クリエイターの多様性を活かしたビジュアルデザインスタジオとしてのアプローチ。知性と感性のダイアローグをクライアントと重ね、映像・インスタレーション・UI/UXなど、効率を追求するだけでは生まれてこない豊かな表現として共に紡ぎだす。我々にとって重要なのは、人々の心を躍動させ、日常を豊かにすること。未知を発掘し、既知の中に新たな感動を見出し、それを形にすることである。
<関連>WOWは、宮城大学においても「伝統文化とビジュアルデザインの可能性」を追求する活動を多数展開しています。下記関連記事も合わせてお楽しみください。
娘すずめ。サークルについて
宮城大学すずめ踊りサークル「娘すずめ。」です。結成当初、女性メンバーが多かったことから「娘すずめ。」と書いて「こすずめ。」といいます! 現在は男女合わせて計80名ほどで仲良く元気に活動しています。
研究者プロフィール
・薄井 洋子(うすい ようこ):事業構想学群 助教
ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)を使った学習者の学びの支援について研究しています。最近は、モーションキャプチャによる身体動作のデータや、様々な三次元データをCG(Computer Graphics:コンピュータ・グラフィックス)やVR(Virtual Reality:仮想現実)へ応用することによる学びについての研究を行っています。
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