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22.09.12

佐藤 琳さんの「ねこふんじゃった選手権」がMetro Ad Creative Award 2021学生部門賞を受賞/事業プランニング学類

事業プランニング学類マーケティングゼミでは、企業へのマーケティング・コミュニケーションの提案や、新規事業開発の提案などの活動に取り組んでいます。このたび、マーケティングゼミに所属する佐藤 琳さんの「ねこふんじゃった選手権」がMetro Ad Creative Award 2021:協賛企業から出された課題に対して、ユニークなプロモーションアイディアを制作するコンテストで学生部門賞を受賞しましたのでお知らせします。

楽器未経験者でもヤマハ銀座店に行ってみたくなるような広告を

協賛企業であるヤマハ銀座店の課題として、楽器未経験者の入りにくさがあります。これは、楽器に詳しくないと入ってはいけないのではないか、周りにいる人(客・店員)がみんな楽器経験者で気後れするといった、憧れはあるけど近寄れない状態です。佐藤さんは、「楽器はできないが、楽器へのあこがれを持つ10代~30代の若者は楽器未経験者の憧れ・経験・音楽好きのレベルに寄り添うアイディアが必要ではないか」と考え、楽譜無しで誰もが簡単に弾くことができるピアノ曲「ねこふんじゃった」に着目しました。

楽器店で憧れのピアノを弾いてみたい!せっかくなら自分が弾ける曲を演奏したい!楽器未経験者の憧れや音楽経験に寄り添う体験を提供し、ギャップ・親近感を感じてもらい楽器店への入りにくさを取り除く企画として、誰が最も速く「ねこふんじゃった」を弾くことができるかをネット上で競う「ねこふんじゃった選手権」を提案。さらに、これをヤマハ銀座店で楽器未経験者がメインとなる企画「ねこふんじゃった選手権」を開催することにより、話題性や親しみやすさを持たせ来店のきっかけをつくり、「あのピアノで弾いてみたい!」と来店意欲向上させる提案です。審査員からは、「日本人にとって一番敷居の低い曲で楽器演奏へのゲートウェイを作っている」「ランキング形式でゲーミファイ(ゲーム化)することで、中期的に話題を作る設計がきちんとできている」などの点が評価され、学生部門賞を受賞しました。

佐藤さんは「日常や幼少期からの何気ない思い出からたくさんヒントを得てアイディアを考えました。同時進行でチームで取り組む課題もあり、チームで学んだ事も活かしながら自分なりに楽しんで取り組めたと思います。」とコメントを寄せています。

Metro Ad Creative Award2021

Metro Ad Creative Awardは「これからの新しい交通広告・OOH」を創造するメトロアドエージェンシーとともに、東京メトロの交通メディアを最大限に活用し、新たな価値を生み出すことにつながる表現やアイディアに出会い、そうした才能の発掘および育成を目的としたアワードです。協賛企業から出された課題に対して、ユニークなプロモーションアイディアを「デザイン部門」と「プランニング部門」、「TikTok広告部門」の3部門で募集、学生部門賞は、学生かつ、25歳以下のメンバーで制作された作品に部門ごと1点が選定されます。

指導教員プロフィール

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