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25.12.08

全国の学生クリエイターが集う初めてのコンペティション「学生広告日本一決定戦」で宮城大学チームが初代日本一に!

事業プランニング学類マーケティングゼミでは、企業へのマーケティング・コミュニケーションの提案や、新規事業開発の提案などの活動に取り組んでいます。このたび、マーケティングゼミに所属する有志5名(奥裕二郎、佐藤那奈、鈴木美憂、平塚結、庄子愛菜)が、全国の学生クリエイターが集う「第1回学生広告日本一決定戦」に参加し、慶應義塾大学・成城大学との決勝戦を勝ち抜き、ストラテジープラン部門において見事初代日本一に輝きました。

今年初めての開催となった「学生広告日本一決定戦」

「学生広告日本一決定戦」は、全国の大学生・専門学生が参加し、実在企業の課題に対して広告企画・アイデアを競う日本最大級の学生広告コンペティションです。予選では与件に基づく企画書の提出を行い、審査通過チームが決勝ステージでのプレゼンテーションに進みます。決勝では、審査員の投票によって優勝チームが決定します。第1回となる今回は多数の応募が集まり、学生たちの企画力・表現力が問われるハイレベルな大会となりました。

テーマは「Z世代のクルマ離れを解決する画期的なアイデア」

今回のコンペティションでは、中古車買取・販売を行うGulliverから「Z世代の車離れを解決する画期的なアイデア」という課題が提示されました。宮城大学チームでは、クルマを「通学などの移動手段」と捉えるZ世代に着目し、“友人や恋人、家族と乗っている時にこそ最も楽しさを感じている”という意識のギャップがあり、このギャップこそがZ世代の「クルマ離れ」を生む主要因であるということをターゲットの課題として設定し、Z世代にクルマを「思い出が生まれる場所」として再認識させる必要性を提示しました。

ドラレコでクルマの思い出を振り返る「CarReal」

そこで、ドライブレコーダーに着目。ドライブレコーダーを「事故記録」ではなく“車内の一番楽しかった瞬間を記録するデバイス”に変えるというアイデアを提案しました。社内カメラを活用することで、車内の盛り上がりや笑いなど“普段残らない思い出”を可視化し、保存可能に。さらに記録された動画を振り返る体験によって、クルマの魅力を“特別な体験ができる場所”へと拡張します。その結果、「クルマがある生活っていいかも」というZ世代の気持ちを自然に喚起する新しい体験価値の創出を提案しました。

予選を勝ち抜き、決勝のプレゼンテーションで見事日本一に!

10月18日に行われた決勝戦では、予選を勝ち抜いた慶応義塾大学、成城大学と宮城大学チームの3チームがプレゼンテーションを実施。審査員の投票により、5人中4票を獲得し、見事日本一に輝きました。審査員からは、「ドライブレコーダーの疑うカメラという機能を逆転させて、色んな人の物語が広がるいい企画だった」「AIでなんでもできてしまうこの時代に、ちゃんとクルマに乗ってフィールドワークしていた点が、評価が高かった」などの声が上がりました。課題提供を行ったGulliverからは「現実的に可能性が高そうであり、実際に沖縄のガリバーレンタカーという1店舗しかないところを見つけて、そこから始めるというところも面白かった」というコメントをいただきました。

受賞学生-平塚結さんのコメント

同じゼミのメンバーでこの短期決戦に向けて頑張ってきて、深夜私が寝落ちしちゃうこともあって申し訳なかったけど、深夜まで考え抜いた結果、このような賞をいただけて嬉しいです。

受賞学生-庄子愛菜さんのコメント

この広告祭をきっかけにたくさんの素敵な広告に出会ったりして、広告って素敵だなと改めて思えてとてもいい機会でした。その結果日本一をいただくことができて、とても嬉しいです。

受賞学生-鈴木美憂さんのコメント

学生広告日本一という名誉ある賞を宮城に持ち帰ることができてとても嬉しいです。このゼミのメンバーで何度も徹夜してTシャツも作って、心の底からやりきったといえる作品なので、本当に嬉しい限りです。

受賞学生-佐藤那奈さんのコメント

昨日の夜も寝てなくて、一昨日も寝てなくて、新幹線でもずっとやってて、だからこそすごい緊張して、自分たちの精一杯を出せたので、すごい嬉しいです。これを機に、宮城大学を知ってもらえたらと思います。

受賞学生-奥裕二郎さんのコメント

このコメントを書いている当日も30分しか寝ていないですが、納得できる地獄を選んだ結果を出すことができてよかったです。また来年もこの大会に出て、宮城大からもっと広告好きの人がたくさん出てきて、この場で一緒に闘えるようにこれからも頑張って行きたいと思います。

マーケティングゼミ(高山研究室)について

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