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25.05.29
【フカフカクリスピー】5/24-25ブランチ仙台「エコわくフードフェス」で販売会を実施しました/西川特任教授と食産学生が共同開発
食産業学群西川特任教授は、宮城県を中心とする東北地方の産業振興、地域連携を目的に魚介類などの海洋資源から機能性食品素材の抽出・精製、並びに効果・効能に関する研究をしています。この度、株式会社かね久・宮城大学・株式会社さんりくみらい・仙都魚類株式会社により共同開発を行った新商品「フカフカクリスピー」を5月24日-25日にブランチ仙台WEST「エコわくフードフェス」にて販売しましたのでご紹介いたします。販売会では2日間あわせて約240食の商品を販売し完売御礼となりました。たくさんのご来場ありがとうございました。
サメ肉の新たな高付加価値を生み出し、持続可能なサメ食文化の継承を
栄養価が豊富な「もうか鮫」活用、サメを食べた事のない若年層をターゲットに
食感はカリッと、衣はスパイシーな「フカフカクリスピー」
気候変動による水産資源の枯渇が進む中、貴重な水産資源であり、比較的安定供給可能な気仙沼産「もうか鮫」を有効活用したを共同で開発。産学連携、県内広域連携で未利用魚や低利用資源を有効活用した新商品開発から販売までを行い、エシカル消費を推進する「みらい・バリュー・TOHOKU」企画商品として発表しました。「フカフカクリスピー」は、脂質が少なく、高たんぱくな魚です。ビタミンB6、ビタミンB12、DHAなど、体に必要な栄養素が多く含まれている「もうか鮫」を活用し、食感はカリッと、衣はスパイシーな「フカフカクリスピー」として商品化したものです。誰でも食べやすい商品として、サメを食べた事のない若年層などをターゲットとしています。宮城大学からは、食産業学群西川特任教授・食産業学群学生の三浦凛さん・三浦るいさん・村山円香さんが開発に参画しました。
販売会を担当した食産業学群2年生の三浦凛さんは「2日間を通して完売できたことが何より嬉しいです。関係者の皆様、来場者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。学生という立場で、商品開発から販売まで関われるのは滅多にないことだと思います。自分たちが開発に携わった商品が、実際に消費者の手に渡る様子を見られてよかったと思います。はじめての経験で不安もありましたが、直接おいしいと言ってくださる方もいて、その言葉に元気づけられていました。宮城大学が関わっていることが決め手になって購入いただいた方も多く、地域のみなさまに応援されているんだな、という実感も湧きました。フカフカクリスピーはまだ発売したばかりです。これからさらに多くの場所で、多くの人々に知ってもらえるよう活動していきたいです」とコメントしています。
本商品は6月以降、フレスコキクチ美田園店・名取増田店/主婦の店さいちなどで購入いただける他、ぼんてん漁港中央2丁目店・勾当台店・泉中央店・仙台朝市店/八鶏飯蔵上品の郷店/なごみだいにんぐ飛梅本店・クリスロード店/伊達のくら仙台西口店・仙台東口店・仙台朝市店といった飲食店でも提供される予定です!ぜひご賞味ください。
<本商品は下記メディアでご紹介いただきました>
開催概要
イベント名 | エコわくフードフェス |
開催日時 | 2025年5月24日(土)-25日(日)両日11:00~16:00 |
場所 | BRANCH仙台WEST1F 中央広場/丘の商店 (981-3212 宮城県仙台市泉区長命ケ丘2丁目21) |
内容 | 地元食材を使用した商品販売、気仙沼産モウカザメを使用したサステナブル新商品の販売や牛たんコロッケVS仙台牛コロッケのご当地コロッケ対決など、地産地消・サステナブルフードが大集合!ほやドル「萌江」さん「ずんだ茜」さんも会場に遊びに来ます! |
出店 | (イベント・物販会) |
主催 | ブランチ仙台 |
公式サイト | https://www.branch-sc.com/sendai/shop/pop-eventnews.jsp?id=7026 |
教員プロフィール
・西川 正純:食産業学群特任教授
宮城県を中心とする東北地方の産業振興、地域連携を目的に、魚介類などの海洋資源から機能性食品素材の抽出・精製、並びに効果・効能に関する研究をしています。
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