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新着情報

22.06.03

仙台市消防局のプロモーションデザイン「春の防火防災ラボ(令和2年度事業)」が総務省消防庁の予防業務優良事例表彰で優秀賞に選出


仙台市消防局のプロモーションデザイン「春の防火防災ラボ(令和2年度)」

「感性情報デザイン演習Ⅲ」は、実践的なデザインプロセスを学ぶ演習科目として、価値創造デザイン学類3年生を対象に実施されており、開発系(デジタルメディア作品の企画・制作)とリサーチ系(リサーチのためのデジタルメディア活用・制作)の2つのスタジオに分かれて授業が展開されました。(全15回)

2020年度(令和2年度)の開発系スタジオは「社会課題解決型」として、研究推進・地域未来共創センターのコーディネーションにより、実際に仙台市消防局(太白消防署)と連携し、火災予防啓発のためのプロモーションデザインを行い、その成果を展示しました。

ララガーデン長町で消防・火災予防にちなんだ5つの作品を展示

学生たちは、10月より消防署のレクチャーや現地調査も重ねながら、消防・火災予防にちなんだデジタルアート作品の企画・制作を行ってきました。この成果を、2021年3月6日・7日の両日、太白消防署と宮城大学が連携した春の火災予防運動企画「防火防災ラボ」と題して、仙台市太白区の「ララガーデン長町」1階の“おとのひろば”にて展示しました。

救急くまびーと:救急救命の手順を学ぶリズムゲーム

消火器アート:赤外線センサによるバーチャル消火体験

VRで火の用心:仮想空間での消火体験

まさむねくんの防災ダンス

AR防災体験:
携帯端末で居住空間の危険箇所を見つけるゲーム

期間中はたくさんの方に来場いただき、5つのグループが制作した、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの技術を用いたデジタル作品を体験しながら、防火防災への知識に触れていただきました。

また、太白消防署と共同した今回のプロジェクトは、2021年3月7日に仙台国際センターで開催された「仙台防災未来フォーラム2021」にて、太白消防署のブース内でも授業の様子をまとめた動画が紹介されました。

本事業は、2021年度も継続して価値創造デザイン学類の授業として実施しました。今年度(2022年度)は、新たな取り組みとして太白キャンパスにある食産業学群とのコラボレーションによる実施を予定しています。

仙台市消防局(太白消防署)とは

感性情報デザイン演習IIIとは

感性情報デザイン演習Ⅲは、価値創造デザイン学類の3年生がこれまでに修得したデザインに関する知識や技術を統合し、実社会と繋がりのあるフィールドにてデザインプロセスを実践的に学ぶ演習科目です。ウェブメディア、グラフィカルメディア、インタラクティブメディアなどのデジタルメディアによる価値創造の実践とグループによる共同制作を通じて価値創造デザインプロセスを学びます。

指導教員

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