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24.02.22
別冊炎芸術『漆芸家100人現代日本の精鋭たち』に土岐謙次教授及び乾漆技法を用いた作品「七宝紋胎反鉢姿乾漆透器 朱溜錆肌」が掲載されています
事業構想学群土岐謙次教授は,日本の伝統工芸である「漆」と,CADをはじめとするデジタルデザイン技術の融合による,新たな工芸・アートワーク・デザインを研究しています。阿部出版発行,別冊炎芸術「漆芸家100人現代日本の精鋭たち」P56に,土岐教授及び乾漆技法を用いた作品「七宝紋胎反鉢姿乾漆透器 朱溜錆肌」が掲載されていますのでご案内いたします。
別冊炎芸術『漆芸家100人現代日本の精鋭たち』
現代の漆芸において,今,最も注目されている100作家を紹介しています。展覧会会場などに飾られる鑑賞を目的にした飾り箱などの器物,菓子器や棗(なつめ)・香合などの茶の湯の器,日常使いのクラフトの器,さらには絵画的なパネル,人や動物などの具象造形,彫刻的なオブジェまで,多種多様に展開する現代の漆芸を見わたすことができます。他にも,日本では縄文時代に始まるとされる漆工の歴史や代表的な名品,漆芸の代表的な技法,漆芸が見られる美術館,漆芸の公募展,漆芸を購入できるギャラリーまで,現代の漆芸を総合的に鑑賞できるような構成にしています。
- 発行元:阿部出版
- 発行年月日:2024年1月15日
- ISBN:978-4872424997
- 著者:山崎達文,金子賢治,編集部(編集)
研究者プロフィール
・土岐 謙次(とき けんじ):事業構想学群 教授
日本の伝統的漆工芸と,CADをはじめとしたデジタルデザイン技術の融合による新たな工芸・アートワーク・デザインの世界を提案しています。日本工芸のアイデンティティーの象徴とも言える漆を中心的な素材としながらも,3Dプリンターやレーザー加工機,カーボンファイバー等の先端素材などと融合したハイブリッドな活動を展開しています。また,南三陸町にて被災した耕作放棄地にウルシを植える活動を行っています。
<参考>
- 「乾漆カード及びその製造方法」が特許を取得
- 「ゼロからの漆 ”うるし”って、、何?」価値創造デザイン学類/模擬講義
- DSC Dialog #01 デザインスタディセンターの『現在』と『未来』
- デザイン思考WSシリーズ「地域文化の再構築と発信」
- デザイン思考WSシリーズ「肉の未来」
- デザイン思考WSシリーズ「(ロゴ)デザイン」
- 広報誌MYU NEWS #03 デザインスタディセンターの『現在』と『未来』
- 土岐教授と漆芸アート集団による乾漆作品がHills Cafe / Space「KOGEI Next展」に出展
- 土岐教授の乾漆作品が「アートフェア東京2021」に出展
- 土岐教授の乾漆作品がアートフロントギャラリー「素材之花-春への兆し-」展に出展
- 六本木AXISギャラリー「ハイブリッド・クラフト展 ークラフトの新たな未来」展
- 土岐教授らによる「構造乾漆」の技術を応用したSDGsのバッジがリリースされています
- 事業構想学群 土岐謙次教授による「構造乾漆」の研究がdesignboomで紹介されています
- 事業構想学群 土岐謙次教授による「乾漆シート製法」特許出願
- ファッションとデザインの祭典「ROOMS」に,土岐教授が開発した”乾漆カード”が出展
- ”構造乾漆”が環境省プラスチック・スマートの取組事例として紹介
- パリ装飾美術館による「ジャポニスムの150年」展に漆作品を出展
- 野老朝雄展 Solo Exhibition of Asao TOKOLO[LINKABLE MATTERS 2]開催
- ※”うるし”って,,何?「ゼロからの漆」