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21.11.11
【第3弾】11/16 農福マルシェみやぎを宮城生協荒井店で開催、ICT 在宅農福連携/食産業政策研究室
農業生産現場では、障害者の方々が農作業等で活躍する「農福連携」の取り組みが広がりつつあります。しかし、一般消費者の認知度はまだ低く、農福マルシェで生産物を直接販売する機会が設定されていますが、取り組みを普及・啓発する人材不足も課題となっています。これらの課題の解決をめざし、11 月 16 日(火)にみやぎ生協荒井店において、農福マルシェで分身ロボット OriHime を用いた ICT 在宅就労により、農福連携の普及・啓発を推進する取り組みを実施します。今回の取り組みでは、更に、重度身体障害者の OriHime パイロットと宮城大学食産業政策研究室の学生がタッグを組み、障害者就労の実現のみならず、農福連携の普及・啓発の新たな形に挑戦します!
今回の取組のポイント
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農福マルシェでの農福連携の普及・啓発と重度身体障害者の在宅就労の連携体制
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OriHime による障害者の接客に農福マルシェの案内役としての明確な役割分担を設定
農福マルシェみやぎ みやぎ生協荒井店
日時 | 11 月 16 日 ( 火 ) 11:30 ~ |
場所 | みやぎ生協荒井店(店舗外、正面入り口横の特設テント) (〒984-0017 宮城県仙台市若林区なないろの郷 3 丁目 3 番 ) |
内容 | 研究紹介・取組デモの公開を行います。食産業学群作田教授、分身ロボット(OriHime)を 操縦する重度身体障害者(OriHime パイロット)、学生への取材も可能です。 |
お問い 合わせ | 宮城大学事務局企画・入試課、広報担当:中木 電話:022-377-8217、メール:kouhou(a)myu.ac.jp ※メールの際は(a)を@に変えてご利用ください。 ※コロナ感染症対策のため、ご取材の場合は事前に連絡をお願いします。 |
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農福連携とは
障害者等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組みです。農福連携に取り組むことで、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む地域の農業・食品分野において、新たな働き手の確保につながる可能性があります。しかし、これまで取り組み事例がほとんどなく、具体的な事例を示すことで活動や普及の促進が期待されます。農福連携の推進は SDGs(持続可能な開発目標)の 10 の目標を推進できるとされています。
農福マルシェみやぎとは
農福連携の普及、啓発を目的として宮城県が実施主体として推進している事業です。農福連携に取り組んでいる農業事業者や福祉事業者の生産した農産物や加工品を、大きな商業施設で販売会を実施することにより、一般の方々に農福連携を幅広く知って頂くことが主な目的です。また、実際に農福連携に取り組んでいる農業事業者や福祉事業者の交流の場所でもあります。特に福祉事業者の生産する農産物や農業加工品は販売する機会が余り多くないことから、マルシェのようなイベントを通して障害者等の働く場の拡大や生きがいの向上につながるように取り組んでいます。
株式会社オリィ研究所
「孤独の解消」をテクノロジーで解決することをミッションとし、遠隔操作でありながら、「その場にいる」感覚を共有できる分身ロボット「OriHime」、難病や身体障害があっても、目の動きだけで意思伝達を行える「OriHime eye」。テレワークにおける身体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D」の開発と、これまで難病や重度障害で就労を諦めていた方たちが、社会と繋がり「誰かとともに働く」ことができる「分身ロボットカフェ」などの取り組みを行なっています。「OriHime」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
※「OriHime」は 2021 年度グッドデザイン大賞を受賞しています。
研究者プロフィール
・食産業政策研究室 作田 竜一:食産業学群 教授
食の安全政策のみならず、現代社会の幅広い課題を「食と農」、「地域」の幅広い観点から政策課題として捉え、講義や調査研究、社会への発信を行っています。また、食と農がそもそも有する持続可能性に特に着目し、SDGs(持続可能な開発目標)が目指す世界の実現への貢献も研究対象としています。
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