新着情報
23.01.12
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#02/食産業学群「食品マーケティング演習」×事業構想学群 鈴木研究室
宮城大学では、令和2年度から研究推進・地域未来共創センターのコーディネーションにより、仙台市消防局(太白消防署)と連携して、市民の防火・防災意識向上に向けたプロモーションデザインに取り組んでいます。今年度は、食産業学群の「食品マーケティング演習」に事業構想学群の鈴木研究室が合流し、両学群の3年生がそれぞれの専門分野を活かして調査・企画・デザイン・制作を行います。最終成果物は、2023年3月4日〜5日に太白区内の大型商業施設「ララガーデン長町」での展示発表を予定しています。
12/8太白消防署の現地視察を実施
消防士の仕事の大変さや厳しさ、やりがいを現場で体験
現地視察では、消防士の主な仕事である「消火活動」「救助活動」「救急活動」に関して、消防士からの説明と実演がありました。学生達は各部隊に所属する隊員から現場の様子について話を聞きながら, 火災現場における放水訓練や防火服の着衣体験、災害救助現場における吊上げ救助の体験,はしご車や救急車等の特殊車両の試乗体験など,消防の現場を実際に体験し、学びを深めました。
学生達は、普段近くで目にすることのできない特殊車両の内部やさまざまな専用資機材に触れ、装備品や機材の重さなど身を持って実感していました。また、市民の安全を守るために火災現場や救助現場、日常の訓練でどのような活動を行っているか,現場で活躍する各隊員から生の声を聞き、消防士の仕事の大変さややりがいについて質問を投げかけていました。
最終回の授業である1月19日の演習では、これまでのレクチャや視察を通して学んだことから,グループ毎に企画制作した災害時の備蓄促進・啓発のための展示作品のプレゼンテーションと講評会を行います。
仙台市消防局(太白消防署)とは
宮城県仙台市の消防部局として通常の消防業務を行うほか、仙台市消防音楽隊、消防航空隊、特別機動救助隊(スーパーレスキュー仙台)や、杜の都防災Web、消防署の公式Facebookなど防火・防災の観点だけでなく、総合的に消防署の意義や機能を社会に広く伝達する活動を行っています。
<2022年度記事>
「春の防火防災ラボ(令和2年度事業)」が総務省消防庁の予防業務優良事例表彰で優秀賞に選出
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#01レクチャ・プレゼン
<2021年度記事>
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#01レクチャー実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#02太白消防署視察
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#03学生プレゼン実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#04講評会実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#05春の防火防災ラボ開催
<2020年度記事>
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#01レクチャー実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#02学生プレゼン実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#03 講評会実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#04春の防火防災ラボ開催
食品マーケティング演習とは
3年次後期開講の選択科目で、食産業を事例とした、商品(コミュニケーション)企画などを対象に、その企画を立てるまでのリサーチについて講義と演習形式で学ぶ。商品(コミュニケーション)企画のためのリサーチを通じて、食品のマーケティングについての知識・理解を深め、今後マーケティング活動を展開していく上で必要となるスキルの獲得を目指す。
食・食品を対象として、消費の意味や価値を明らかにする質的手法の検討や消費者ニーズの分析に関する研究を行っ
ています。顧客を正しく理解することで、企業と顧客とのギャップをできるだけ埋め、多くの人にとってよりよい暮
らしになるよう、マーケティングの視点から考えていきます。