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新着情報

23.02.24

仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#03 市民の防災意識や備蓄食への知識向上についてディスカッション

12月~1月の間に行われた第12回〜第14回の授業では,鈴木研究室のメンバーも参加しながら,展示物の制作に取り組みました。学生達は「備蓄場所」「家族構成」「栄養素」「買い置き」「備蓄商品」「ローリングストック」をテーマに6つのチームに分かれ,授業前半で行なった家庭の備蓄に関するリサーチ結果や,消防署からのレクチャなどをふまえて,家庭での備蓄促進につながる展示物の制作に取り組みました。

ララガーデン長町での展示会に向けて,授業内でプレゼンテーションを実施

1/19の最終講義では,消防署職員をお招きし,3月に開催する「春の防火防災ラボ 宮城大学×太白消防署」の展示作品のプレゼンテーションを行いました。このうち,「備蓄場所」をテーマに検討したチームからは,一人暮らしやファミリーなど世帯ごとのおすすめの備蓄場所についてYES,NOチャート形式で知ることができる企画案の発表がありました。また,「栄養素」をテーマに検討したチームからは,様々な備蓄食の種類を知り,栄養素を意識して備えるきっかけとなるよう,参加者が実際の商品を確認し体験しながら学べる展示の企画について発表がありました。「ローリングストック」をテーマに検討したチームからは,ガチャガチャを利用して,ローリングストックの一連の流れを模擬体験し,​楽しく知り,学び,​実践につながる企画の発表がありました。

3/4-5ララガーデン長町「春の防火防災ラボ 宮城大学×太白消防署」/今年度のテーマは「災害に備えた家庭の備蓄」

宮城大学では,令和2年度から研究推進・地域未来共創センターのコーディネーションにより,仙台市消防局(太白消防署)と連携して,市民の防火・防災意識向上に向けたプロモーションデザインに取り組んでいます。今年度は,食産業学群の「食品マーケティング演習」に事業構想学群の鈴木研究室が合流し,両学群の3年生がそれぞれの専門分野を活かして調査・企画・デザイン・制作を行いました。最終成果物は,2023年3月4日〜5日に太白区内の大型商業施設「ララガーデン長町」で展示発表を予定していますのでご案内いたします。
<参考>過去の開催の様子
春の防火防災ラボ開催(2021年度)/春の防火防災ラボ開催(2020年度)

今年度の防火・防災プロモーションのテーマは「災害に備えた家庭の備蓄」

近年は,増加する地震や水害などの災害時に備えて,各家庭における非常食のローリングストックなどの推進が呼び掛けられていますが,市民に十分に浸透していないことが課題です。学生たちはグループごとに分かれ,マーケティングリサーチの手法を用いて実際の家庭の備蓄状況を調査しその結果から課題を抽出,「災害に備えた家庭の備蓄」を普及・啓発するアイデアを検討しました。

展示会概要

タイトル

「春の防火防災ラボ 宮城大学×太白消防署」

開催日時 3月4日(土)〜3月5日(日)11:00〜17:00(5日は16:00まで)
会場 ララガーデン長町(仙台市太白区長町7-20-5)
内容

宮城大学の学生による備蓄をテーマにした研究紹介や体験型の展示などを通して,防火・防災について学びます。

仙台市消防局(太白消防署)とは

宮城県仙台市の消防部局として通常の消防業務を行うほか,仙台市消防音楽隊,消防航空隊,特別機動救助隊(スーパーレスキュー仙台)や,杜の都防災Web,消防署の公式Facebookなど防火・防災の観点だけでなく,総合的に消防署の意義や機能を社会に広く伝達する活動を行っています。 

食品マーケティング演習とは

3年次後期開講の選択科目で,食産業を事例とした,商品(コミュニケーション)企画などを対象に,その企画を立てるまでのリサーチについて講義と演習形式で学ぶ。商品(コミュニケーション)企画のためのリサーチを通じて,食品のマーケティングについての知識・理解を深め,今後マーケティング活動を展開していく上で必要となるスキルの獲得を目指す。

食・食品を対象として,消費の意味や価値を明らかにする質的手法の検討や消費者ニーズの分析に関する研究を行っ
ています。顧客を正しく理解することで,企業と顧客とのギャップをできるだけ埋め,多くの人にとってよりよい暮
らしになるよう,マーケティングの視点から考えていきます。

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