新着情報
23.06.01
(開催終了)【宮城大学×ポッケの森】食産業学群の学生が参加して新たなスイーツを企画・開発、6/10 ミニポッケ祭で販売
宮城大学食産業政策研究室 ( 指導教員作田竜一教授 ) は、「食を通じた持続可能な地域づくり」をテーマに、SDGs(持続可能な開発目標)が目指す世界の実現への貢献の観点から、講義や調査研究、社会への発信を幅広く行っています。このたび、食産業政策研究室の呼びかけで、食産業学群の学生たちが仙台市太白区人来田地区の障害者就労継続支援 B 型事業所である「ポッケの森」が 6 月 10 日に開催する同事業所の地域交流イベント「ミニポッケ祭」用の新たなスイーツの企画・開発に参加しました。当日は、学生たちが販売や運営にも参加しますのでご案内いたします。
プレスリリース |
実施概要
イベント名 | ミニポッケ祭 |
開催日時 | 2023 年 6 月 10 日 ( 土 )11:00~14:00 ※10:45 ~ 11:15 作田教授とポッケの森による概要説明 |
場所 | ポッケの森レストラン (982-0222 宮城県仙台市太白区人来田 2 丁目2-1 ) |
主催 | 社会福祉法人ぽっけコミュニティネットワーク(ポッケの森)、宮城大学食産業政策研究室 |
取材に関する お問い合わせ | 事務局企画・入試課 中木 ( 広報担当 ) ※メールの際は(a)を@に変えてご利用ください。 |
ミニポッケ祭とは
2006 年にポッケの森が開所して以来、日頃ご理解頂いている地域の方に楽しんでもらう「ポッケ祭り」を毎年開催(コロナのため 4 年間中止)。昼は地域のサークル団体等のステージ発表の場や屋台、縁日ブースを設け、最後は打ち上げ花火が恒例。今回は企画をコンパクトにしてミニポッケ祭りを開催します。
本件のポイント
ポッケの森では、利用者である障害者(主に知的障害者)の「やりがいのある仕事」でみんなに『認められたい』『喜んでもらいたい』を実現するため、日々菓子厨房で、その方のスキルに応じて「決められた長さに切る・グラム数を量る、混ぜる、トッピング等の仕事でスイーツづくりを行っています。同時にその販売収益が利用者さんの工賃(給料)になります。 |
食産業学群の学生たちは、利用者の作業がし易いことと、販売増(工賃アップ)につながる、誰かに『教えたくなる!』などのスイーツの魅力の両立を目指して、商品の企画・開発に参加しました。 |
学生たちは、商品の企画に携わる他、このミニポッケ祭の当日の販売や運営にも参加します。 |
本取組に特に関係が深いSDGsの目標
ポッケの森について
ポッケの森は仙台市太白区人来田にある「障害者就労継続支援 B 型事業所」です。知的障害者を中心とする利用者のみなさんの生活の拠点を確立するため、永久に続く就労の場を確保し、地域社会の一員として生きがいを持ち、安心と希望に満ちた生活環境を保障することを目指しています。また、食を通じて地域につながることをモットーに、地域の人が日常的に利用しやすく、利用者との交流も積極的に図っていける、地域に開放された施設として様々な活動を展開しています。
研究者プロフィール
・食産業政策研究室 作田 竜一:食産業学群 教授
食の安全政策のみならず、現代社会の幅広い課題を「食と農」、「地域」の幅広い観点から政策課題として捉え、講義や調査研究、社会への発信を行っています。また、食と農がそもそも有する持続可能性に特に着目し、SDGs(持続可能な開発目標)が目指す世界の実現への貢献も研究対象としています。
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