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22.10.31
11/17【宮城大学 × アンデックス株式会社】まちづくりにおける合意形成の不備をなくすファシリテーションシステムの実証実験がスタート
宮城大学地域資源マネジメント研究室(准教授:佐々木秀之)とアンデックス株式会社(代表取締役:三嶋順)は合意形成の不備を社会課題として捉え、その課題を解決するべ く、共同で合意形成におけるファシリテーションサポ ートシステム「TACHI-NO-VOICE」を製作し、実証研究を開始いたしました。11 月 17 日(木)にリリースイベントを実施することが決定いたしましたのでご案内いたします。
プレスリリース:11/17(木)宮城大学 × アンデックス株式会社 まちづくりにおける合意形成の不備をなくす ファシリテーションシステムの実証実験がスタート |
リリースイベント開催概要
日 時 | 11 月 17 日(木) 10:30 ~ 11:20 |
場 所 | 宮城大学大和キャンパス交流棟 2 階 PLUS ULTRA- 〒981‐3298 宮城県黒川郡大和町学苑 1 番地 1 ※本部棟 1 階正面入り口よりご入館いただけます。 |
内 容 | 1.開会 2.経緯説明(宮城大学事業構想学群准教授 佐々木秀之) 3.システムのデザインに関する説明(地域資源マネジメント研究室学生) 4.システム開発に関する説明(アンデックス株式会社) 5.今後の展望(地域資源マネジメント研究室学生) 6.質疑応答 7.閉会 |
問い合わせ先 | 宮城大学 地域資源マネジメント研究室(佐々木秀之 准教授) |
合意形成を巡る社会課題
現在、あらゆる場面において、合意形成の必要性が指摘されています。特に、東日本大震災などの復興過程では、合意形成を丁寧に進めることが求められています。合意形成では、議論のプロセスである「共有→拡散→混沌→収束→決定」の各フェーズを丁寧に進めることが重要とされています。ただし、多くの時間を要してしまうことや少数意見の尊重、可視化が不十分であることなど、解決すべき課題を多く抱えていることも事実です。そこで、アプリケーションなどの ICT ツールを用いて、人による合意形成の限界をクリアし、より効率的・効果的な合意形成を検討する取り組みが近年進められています。
合意形成におけるファシリテーションサポートシステム
「TACHI-NO-VOICE」
「TACHI-NO-VOICE」のネーミングに込められた思いは、「私たちの、自分たちの」意見や想いを議論に反映させていきたい、そして「NO」という意見も受け止める必要があるということです。2022 年 6 月より、アプリケーションの作成に関する勉強会を開始し、2022 年 10 月にβ版が完成しました。アプリケーションでは、議論を進行するファシリテーターがテーマを設定し、コアメンバーとライズメンバーからなる参加者が、複数回に渡って意見を提示し、意見の拡散・評価を経て、満足度を踏まえた方向性の決定がなされていきます。このシステムの特徴は、平時、非常時問わず誰でも簡単に使用でき、行政だけでなく個人レベルでの利用も可能であるという点です。
当日は、システムの概要を発表し、実証研究の方向性について、お知らせいたします。
アンデックス株式会社
仙台を拠点として、豊かな情報社会の発展に貢献すべく、高い技術と見識、そして優れた人間性を兼ね備えたシステム開発のスペシャリストを育成し、社会の高い評価と信頼を得て確かに存在する集団を目指すことが「アンデックス」の基本的な考え方です。
アンデックス株式会社
地域資源マネジメント研究室
宮城大学地域資源マネジメント研究室(キャンパス:宮城県黒川郡大和町、准教授 佐々木秀之)は、住民参加型のまちづくりプラットフォームの形成の視点から、自治体や企業をはじめとした多様なセクターと連携した実践研究に取り組んでいます。協働まちづくりを促進するための理論研究のみならず、地域資源を活用したプロジェクトの実践を通してそれぞれの地域に応じた地域経営の手法を構築し、その成果を広く社会に還元していきます。
<参考>
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