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23.06.09
6/1地域創生学類の学生が参画した「富谷市ビジネス交流ベース 荷宿-NIYADO-」がオープン!
富谷市の新たなビジネス創造の拠点として、2023年6月1日、しんまち地区にシェアオフィス「富谷市ビジネス交流ベース・荷宿-NIYADO-」がオープンしました。荷宿の企画に際しては、市民の声を取り入れた施設づくりを目指すため富谷市と宮城大学(地域創生学類-地域資源マネジメント研究室)が連携し、市民参加型のワークショップなどを企画しました。
整備前の建物は、「荷宿」と呼ばれ、物流や交流の拠点として地域に親しまれてきた場所でした。地域資源マネジメント研究室では、しんまち活性化協議会に参加する住民の皆さんにヒアリングを行い、その結果から、施設のコンセプトを設計し、全体イメージを作成していきました。ヒアリングから得た市民の声を施設づくりに生かすために、建築を担当した北洲ハウジングとワークショップを行うほか、地元団体であるNPO法人SCRの協力を得て、リノベーション前の建物に眠る地域資源を調査し、地域の歴史や想いを未来に語り継ぐためのあり方を検討していきました。施設の使い方やロゴマークには、学生のアイデアが取り入れられています。
荷宿のオープンにあたって、連携の概要や参加学生のコメントが「広報とみや2023.6月号」に特集されていますのでお知らせいたします。
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富谷市ビジネス交流ベース 荷宿-NIYADO-について
シェアオフィスとしてさまざまな機能を備えた富谷市ビジネス交流ベース・荷宿は、新規事業の立ち上げを目指す方や富谷市に拠点を構えたい事業者などが、事務所やワークスペースとして活用できます。荷宿は宿場町「富谷宿」において、荷物の管理と人や馬の手配などを行う重要な施設でした。古民家をリノベーションし、シェアオフィスとして活用することで、まちの歴史を継承しながら、起業・創業を目指す人々をつなぎ、ビジネスの新しい価値を共創することを目指します。
指導教員プロフィール
・佐々木 秀之 (事業構想学群 准教授)
地域の資源・歴史を活かしたまちづくり・地域ビジネス・地域コミュニティの創造に、理論と実践の両面から取り組んでいます。東日本大震災後は「ソーシャルビジネスによる社会起業家の育成」「まちづくり協議会における復興地区まちづくり計画の策定支援」「ウェブサイトを活用したデジタルアーカイブシステムの開発」「復興地元学事業」等を実施しています。
<参考>
- 地域創生学類の学生が参画「富谷市ビジネス交流ベース 荷宿-NIYADO-」オープン!
- 「とみやどにおける持続可能なまちづくり」「震災復興から学ぶ市民参加のまちづくりの3部作」が日本環境共生学会賞2冠/風見研究室・佐々木研究室
- まちづくりにおける合意形成の不備をなくすファシリテーションシステムの実証実験
- 宮城大学×GM7×FUJISAKI「宮城のジェラートセット」がリリース
- 宮城大学地域創生学類の学生が取り組む 「センキョ割 in 多賀城市」プロジェクト
- 「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」計画、日本ガーデンツーリズム[周遊部門]へ登録が決定
- 佐々木研究室の学生がキャンパスベンチャーグランプリ東北で奨励賞を受賞
- CP実践論を学ぶ学生たちが七ヶ浜町の現地フィールドワークを実施しました
- 「ICT を活用した効果的・実践的な探究学習コンテンツの 構築に関する実証研究」
- 「地域資源と地域資金の循環による持続可能な協働まちづくり」共同研究開始
- 佐々木研究室・風見研究室 富谷市との連携プロジェクト 富谷宿観光交流ステーション「とみやど」内に「宮城大学×富谷市・共創ラボ」オープン
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- 地域創生学類で学ぶ学生が、復興庁主催「復興ビジネスコンテスト2020」で2部門受賞
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- 風見研究室・佐々木研究室による「富谷しんまち活性化プロジェクト」宮城大学×富谷市
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