新着情報
24.02.27
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#02/防災意識や備蓄食への知識向上についてディスカッション
宮城大学では2020年度から、研究推進・地域未来共創センターのコーディネーションにより、仙台市消防局(太白消防署)と連携した市民の防火・防災意識向上に向けたプロモーションデザインに取り組んでいます。今年度は看護学群・事業構想学群・食産業学群の3学群の学生・教員が参画し、消防・火災予防・防災に関わるそれぞれの専門分野を活かしたテーマを設定し活動を行います。最終成果物は、3月2日にイオンスーパーセンター鈎取店で行われる「春の防火防災ラボ」にて展示する予定ですので、ぜひお越しください。
1/19学群間のコラボによる防火・防災のための企画案をプレゼンテーション
1月19日、価値創造デザイン学類の「感性情報デザイン演習Ⅱ」において、消防署職員をゲストにして、9つのグループがデモンストレーションなども交えながら展示作品のプレゼンテーションを実施。食産業学群と事業構想学群の学生チームは「備蓄食の栄養素」をテーマに災害時の食事の栄養バランスについて考え、栄養素を意識して備蓄食を備えるきっかけとなる「カロリーシューティングゲーム」を発表しました。また、看護学群と事業構想学群の学生チームは「救急救命」をテーマに、ぬいぐるみを救護者に見立てて救急救命の手順を学ぶリズムゲーム「心肺蘇生ゲーム」を発表しました。消火器の使い方を楽しく学ぶ「消火道場」を企画したチームなどのプレゼンテーションを受け、学生たちと消防署メンバー・教員作品が、改善に向けたアイデア、技術面でのアドバイスなど意見交換を行いました。
3/2「春の防火防災ラボ」で3学群共同による展示を実施します
学生たちは、3月に開催する「春の防火防災ラボ 宮城大学×太白消防署」に向けて、それぞれのテーマを軸に、学群間で連携・融合しながら展示作品の企画・制作に取り組みます。最終成果物は、2024年3月2日に太白区内の大型商業施設「イオンスーパーセンター鈎取店」にて展示発表を予定していますので、ぜひお越しください。
イベント名 | 「春の防火防災ラボ 宮城大学×太白消防署」 |
開催日時 | 2024年3月2日(土)10:00〜14:00 |
会場 | イオンスーパーセンター鈎取店(仙台市太白区鈎取本町1-21-1) |
内容 | 宮城大学の学生による消防・救急などをテーマにした体験型の展示作品や研究紹介などを通して、防火・防災について学ぶことができるイベントです。 |
※下記写真は過去の開催した「春の防火・防災ラボ」の様子です。
仙台市消防局(太白消防署)とは
宮城県仙台市の消防部局として通常の消防業務を行うほか、仙台市消防音楽隊、消防航空隊、特別機動救助隊(スーパーレスキュー仙台)や、杜の都防災Web、消防署の公式Facebookなど防火・防災の観点だけでなく、総合的に消防署の意義や機能を社会に広く伝達する活動を行っています。
<2023年度記事>
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#01/消防署見学・レクチャー実施
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#02/ディスカッション
<2022年度記事>
「春の防火防災ラボ(令和2年度事業)」が総務省消防庁の予防業務優良事例表彰で優秀賞に選出
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#01レクチャ・プレゼン
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#02太白消防署視察
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#03ディスカッション
仙台市消防局(太白消防署)の防火・防災プロモーション#04春の防火防災ラボ開催
<2021年度記事>
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#01レクチャー実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#02太白消防署視察
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#03学生プレゼン実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#04講評会実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#05春の防火防災ラボ開催
<2020年度記事>
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#01レクチャー実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#02学生プレゼン実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#03 講評会実施
仙台市消防局(太白消防署)のプロモーションデザインに挑戦#04春の防火防災ラボ開催
感性情報デザイン演習Ⅱとは
感性情報デザイン演習Ⅱは、価値創造デザイン学類の2年生がコンピュータと物理世界を繋げるフィジカルメディアの基礎的な知識と技術を学び、物理世界における情報環境の創出ができる技能を修得し、後半にそれらの技能を応用し、具体的な問題解決のためのインタラクティブメディアの制作を実践的に行う演習科目です。
・鈴木 優:事業構想学群 准教授
人・モノとコンピュータを繋ぐディジタルメディアの可能性をヒューマン・コンピュータ・インタラクションの観点から探求し、その開発や応用を通じて人・モノとコンピュータの関係性をデザインする研究を行っています。
・滝口 沙也加:食産業学群 助教、マーケティング・コミュニケーション研究室
今、安全で、美味しく、体に良く、しかも簡便な食品が求められています。食産業学とは、農畜水産物の「生産」から「加工」「流通」「サービス」、そして「消費」までの全てをカバーする学問であり、食の課題を自然科学、社会科学両面の学びから解決できると考えています。マーケティング・コミュニケーション研究室では、食・食品を対象として、消費の意味や価値を明らかにする質的手法の検討や消費者ニーズの分析に関する研究を行っています。
・霜山 真:看護学群 准教授
宮城県伊具郡丸森町出身、看護学群の中では、成人看護学の分野を担当しています。ICTを活用した看護介入方法の実用化をテーマに、地域から臨床現場まで幅広いフィールドで研究活動に取り組んでいます。また、日本災害看護学会「まちの減災ナース指導者」として、地域の防災・減災に取り組める看護師や看護学生の育成に力を入れて活動しています。
・金子 健太郎:看護学群 講師
心電図から自律神経活動を評価する方法を用いて、看護介入方法の効果について研究しています。とくに、安静時の副交感神経活動の大きさについて着目し、健康増進や症状緩和などにつながる看護介入方法の開発と実証に関する研究に取り組んでいます。