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新着情報

24.01.16

【食産業学群×ポッケの森】12月、仙台市による「エシカルデイワン」イベントに、食産学生がポッケの森と共同で企画・開発したオリジナルスイーツを出展/食産業政策研究室

2023年12月7日、せんだいメディアテークで行われた仙台市「エシカル消費イベント-エシカルデイワン」において、食産業学群の学生と「ポッケの森(障害者就労継続支援 B 型事業所)」が共同で企画・開発したオリジナルスイーツを出展。「食」を通じて障害者を支援するエシカル消費の取り組みをPRしました。

ポッケの森とのコラボ・スイーツをPRでエシカル消費を推進!

「エシカル消費」は、よりよい社会に向けた、人や社会、環境に配慮した消費活動のことであり食品ロス・地産地消・フェアトレードなどの考え方が含まれます。今回の仙台市によるイベントは、この「エシカル消費」の考え方を広めるため、大学教員など有識者らのチームと、学生や若手インフルエンサーなど等身大のチームがトークセッションを実施。「エシカル消費」について参加者がこれから一緒に考えていくきっかけとするイベントです。今回の企画に参加したのは食産業学群の9名、これまで「ポッケの森」と共同で取り組んできた新しいスイーツをパネル展示や試食の形で紹介しました。

参加した学生たちから「私たちの取り組みを、うなずきながら話を聞いたり、スイーツを配った時には興味をもって声をかけてくださる方がいたり、多くの方に関心を持ってもらえたことがうれしかったです」、「自分たちの取り組みが、エシカル消費につながることが良く分かり勉強になりました」、「今回は食産業学群が中心でしたが、他の学群と連携して参加できるとSDGsの観点から更に意義が深まると感じました」など多くの気づきと自信につながったようです。

今回の活動の指導にあたった作田教授は「学生たちは、イベントで自分たちのこれまでの活動をPRする中で、来場者の反応などから取り組みの価値に改めて気づかされたようでした。来場者の皆様からもたくさんお声がけをいただき、今後の活動を考える良い機会になったと考えます」とコメントを寄せました。

エシカル消費とは

消費者庁のウェブサイトでは、「エシカル(※)消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことであり、私たち一人一人が、社会的な課題に気付き、日々のお買物を通して、その課題の解決のために、自分は何ができるのかを考えてみること、これが、エシカル消費の第一歩です。(※)エシカル=倫理的・道徳的」と解説しています。具体例としては以下の商品の選択の取り組みが挙げられます。

  • フェアトレード認証商品
  • 売上金の一部が寄付につながる商品
  • 障害者支援につながる商品を選択するなど

ポッケの森について

「ポッケの森」は仙台市太白区人来田にある「障害者就労継続支援 B 型事業所」です。知的障害者を中心とする利用者のみなさんの生活の拠点を確立するため、永久に続く就労の場を確保し、地域社会の一員として生きがいを持ち、安心と希望に満ちた生活環境を保障することを目指しています。また、食を通じて地域につながることをモットーに、地域の人が日常的に利用しやすく、利用者との交流も積極的に図っていける、地域に開放された施設として様々な活動を展開しています。

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