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24.09.03
【食産業学群×イオン鈎取店×ポッケの森】6月、学生サークル「MYUの森」が障害者就労支援で企画したオリジナルスイーツをプロモーション販売しました
太白キャンパスの学生らが参加するエシカルボランティアサークル「MYUの森」は、「ポッケの森(障害者就労継続支援 B 型事業所)」と太白区人来田地区にちなんだオリジナルスイーツを企画・開発しています。6月、イオン鈎取店においてこれら商品をプロモーション販売しました。
エシカル消費を広げるポッケの森とのコラボ・スイーツ
太白キャンパス付近のイオン鈎取店で学生たちがPR販売
「エシカル消費」とは、よりよい社会に向けた、人や社会・環境に配慮した消費活動のことであり食品ロス・地産地消・フェアトレードなどの考え方が含まれます。食産業学群の学生たちはこれまで、ポッケの森と共同で「誰かに教えたくなる!」をテーマとした新しいスイーツの企画・開発や、イベントなどにおける販売活動を行っており、2024年度の4月よりエシカルボランティアサークル「MYUの森」として活動を開始。今回行われたイオン鈎取店におけるコラボ・スイーツのPR販売には、食産業学群の9名が参加。学生たちは、紹介パネルを展示しながら商品の説明を行うとともに、来店者に向けて「MYUの森」の取り組みをPRしました。これらスイーツの販売増は、就労している障害者の工賃アップにつながり、エシカル消費を広げる役割を果たします。
参加した学生たちは「購入していただける客層や、商品の課題が明確になったと感じた」「この体験を通して、食材の企画・開発・納品から販売までの流れについてわかるようになった」「活動に興味を持っていただける方が多くてとても驚いたし、嬉しいと感じた」など多くの気づきと自信につながったようです。
今回の活動の指導にあたった作田教授は「学生たちは、自分たちが企画したり、製造やパッキングなどに携わった商品が実際にお客様に声をかけていただいて購入いただく体験から、自分達の活動の意味を振り返ったり、今後の活動を考える良い機会になったと考えます」とコメントを寄せました。
イオンスーパーセンター鈎取店について
イオンスーパーセンター株式会社は、東北後に根ざした地域密着の店舗として、東北5県に22店舗(2022年2月現在)を保有しています。「イオンスーパーセンター鈎取店」は、仙台市の鈎取ショッピングセンターの核店舗として2006年4月に開店しました。本社は岩手県盛岡市にあります。
ポッケの森について
ポッケの森は仙台市太白区人来田にある「障害者就労継続支援 B 型事業所」です。知的障害者を中心とする利用者のみなさんの生活の拠点を確立するため、永久に続く就労の場を確保し、地域社会の一員として生きがいを持ち、安心と希望に満ちた生活環境を保障することを目指しています。また、食を通じて地域につながることをモットーに、地域の人が日常的に利用しやすく、利用者との交流も積極的に図っていける、地域に開放された施設として様々な活動を展開しています。
エシカルボランティアサークル「MYUの森」について
エシカルボランティアサークル「MYUの森」は、食と人の繋がりを愛好する部員相互の親睦を図るとともに、エシカル消費の推進を目指すことを目的として、主に障害者就労支援施設「ポッケの森」と連携して活動を行う宮城大学食産業学群の学生サークルです。主な取り組みは、スイーツの企画、スイーツ作り、開発したスイーツによる学内外のイベントへの参加、活動を通じたエシカル消費の推進です。
指導教員プロフィール
・食産業政策研究室 作田 竜一:食産業学群 教授
食の安全政策のみならず、現代社会の幅広い課題を「食と農」、「地域」の幅広い観点から政策課題として捉え、講義や調査研究、社会への発信を行っています。また、食と農がそもそも有する持続可能性に特に着目し、SDGs(持続可能な開発目標)が目指す世界の実現への貢献も研究対象としています。
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