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25.11.25
【食産業学群×ポッケの森】10月-11月 学生サークル「MYUの森」が障害者就労支援で企画したオリジナルスイーツを献血協力者向けにプレゼント
太白キャンパスの学生らが参加するエシカルボランティアサークル「MYUの森」は、「ポッケの森(障害者就労継続支援 B 型事業所)」とオリジナルスイーツを企画・開発しています。本学坪沼農場産の米粉を使用したクッキーが、10月中の1か月間、杜の都献血ルームAOBAと献血ルームAER20で献血にご協力いただいた方へのお礼の品として採用され、配布が行われました。11月には米粉のパウンドケーキをお渡ししています。

エシカル消費を広げるポッケの森とのコラボ・スイーツ
献血にご協力いただいた方に月替わりでプレゼント
「エシカル消費」とは、よりよい社会に向けた、人や社会・環境に配慮した消費活動のことであり食品ロス・地産地消・フェアトレードなどの考え方が含まれます。食産業学群の学生たちはこれまで、ポッケの森と共同で「誰かに教えたくなる!」をテーマとした新しいスイーツの企画・開発や、イベントなどにおける販売活動を行っており、2024年度の6月よりエシカルボランティアサークル「MYUの森」として活動を開始。各献血ルームにおけるコラボ・スイーツお渡しには、食産業学群の学生が10月4日は13名、5日には6名が参加。学生たちは、献血にご協力いただいた方一人ひとりに手渡しして「MYUの森」の取り組みをPRしました。これらスイーツの販売増は、就労している障害者の工賃アップにつながり、エシカル消費を広げる役割を果たします。








<下記メディアでもご紹介いただきました>
参加学生-関本紗矢さんのコメント
このたび、高校3年生の時から続けてきた献血にMYUの森として関わることができ、とても嬉しかったです。広報活動では、献血に対するハードルの高さを感じる場面もありましたが、協力者の方にクッキーをお渡しした際には、目を合わせて笑顔で受け取っていただき私も心が温まりました。今後も社会貢献につながる活動に取り組み、MYUの森やエシカル消費(人や環境、地域に配慮した取り組み)を知ってくださる方が一人でも増えるように頑張ります。
作田教授コメント
学生たちは、自分たちが企画したり、製造やパッキングなどに携わったエシカル商品が学外の方々の共感を呼び、支援の輪が広がる体験から、自分達の活動の価値を実感する良い機会になったと考えます。

ポッケの森について
ポッケの森は仙台市太白区人来田にある「障害者就労継続支援 B 型事業所」です。知的障害者を中心とする利用者のみなさんの生活の拠点を確立するため、永久に続く就労の場を確保し、地域社会の一員として生きがいを持ち、安心と希望に満ちた生活環境を保障することを目指しています。また、食を通じて地域につながることをモットーに、地域の人が日常的に利用しやすく、利用者との交流も積極的に図っていける、地域に開放された施設として様々な活動を展開しています。

エシカルボランティアサークル「MYUの森」について
エシカルボランティアサークル「MYUの森」は、食と人の繋がりを愛好する部員相互の親睦を図るとともに、エシカル消費の推進を目指すことを目的として、主に障害者就労支援施設「ポッケの森」と連携して活動を行う宮城大学食産業学群の学生サークルです。主な取り組みは、スイーツの企画、スイーツ作り、開発したスイーツによる学内外のイベントへの参加、活動を通じたエシカル消費の推進です。

指導教員プロフィール
・食産業政策研究室 作田 竜一:食産業学群 教授
食の安全政策のみならず、現代社会の幅広い課題を「食と農」、「地域」の幅広い観点から政策課題として捉え、講義や調査研究、社会への発信を行っています。また、食と農がそもそも有する持続可能性に特に着目し、SDGs(持続可能な開発目標)が目指す世界の実現への貢献も研究対象としています。

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