新着情報
24.07.26
(開催終了)8/9令和6年度宮城大学研究・共創フォーラムを開催します
宮城大学では、教員の有する研究シーズや地域との連携事業等の成果を広く地域に発信することにより、様々なステークホルダーとの共創の可能性を広げ、更なる地域貢献の機会を創出することを目的として、8月9日(金)対面(大和キャンパス交流棟2階PLUS ULTRA-)とオンライン(ZOOMウェビナー)でのハイフレックス形式にて研究・共創フォーラムを開催します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
開催概要
名称 | 令和6年度宮城大学研究・共創フォーラム |
開催日程 | 2024年8月9日(金)13:30~16:30 |
開催形式 | ハイフレックス形式(大和キャンパス交流棟2階PLUS ULTRA-での対面とZOOMウェビナーでのオンラインによる開催) |
募集人数 | 対面:50名 オンライン:200 名 ※対面、オンライン共に申込先着順で定員に達し次第締め切らせていただきます。 |
対象 | 地域の自治体、企業・団体、医療機関等 |
参加費 | 無料 |
申込方法 | 申し込みフォームよりお申し込みください。 |
プログラム |
|
問合せ先 | 宮城大学研究推進・地域未来共創センター 竹澤、庄子 TEL:022-377-8319 E-mail:renkei-kouza(a)myu.ac.jp ※メールの際は(a)を@に変えてご利用ください。 |
基調講演講師紹介
大崎市と宮城大学の連携について
~大崎市の未来に向けて~
・伊藤 康志(いとう やすし)氏
大崎市長
○生年月日:昭和24年9月29日生まれ
○学歴:宮城県小牛田農林高等学校 卒業
○著書:「東北発「豊かさ」探求」、「宝の都・大崎の創生」
○略歴等
昭和62年04月 宮城県議会議員(5期)(~平成18年3月)
平成05年06月 宮城県議会農政常任委員会委員長(~平成6年6月)
平成06年07月 宮城県議会文教警察常任委員会委員長(~平成7年4月)
平成08年06月 宮城県議会総務企画常任委員会委員長(~平成9年6月)
平成17年07月 第33代宮城県議会議長(~平成18年3月)
平成18年05月 大崎市長(5期目)(~現在)
平成18年05月 大崎地域広域行政事務組合管理者(~現在)
平成18年05月 宮城国道協議会会長(~現在)
平成23年08月 宮城県土地改良事業団体連合会会長(~現在)
平成25年10月 東北市長会副会長(~平成26年10月)
平成28年06月 全国市長会理事(~平成30年6月)
平成29年05月 宮城県治水協会会長(~現在)
平成29年05月 宮城県市長会副会長(~令和元年9月)
平成29年06月 全国治水期成同盟会連合会理事(~現在)
平成30年05月 東北国道協議会会長(~令和元年5月)
平成30年06月 全国市長会副会長(~令和元年6月)
令和元年06月 全国市長会相談役(~現在)
令和元年09月 宮城県市長会会長代行(~令和元年10月)
令和元年10月 宮城県市長会会長(~令和6年3月)
令和05年05月 道路整備促進期成同盟会全国協議会常任理事(~現在)
令和06年01月 宮城県青年会館理事長(~現在)
発表者関連記事・著書等紹介(学内教員)
情報提供
大崎市との多角的な連携実績と他地域への波及の可能性
- 平岡 善浩:事業構想学群 教授
① 『震災復興まちづくり』 東日本大震災の復興過程で、すまいの高台移転や浸水低地の利用など、まちの姿が大きく変わる中、住民の方々や行政と協力しながら計画策定やコミュニティ支援等の実践・研究を行っています。
②『人口減少・高齢化時代における都市・農山漁村の持続可能性』 其々の地域の課題をどのようにとらえて持続可能な仕組みや空間をデザインすればよいのか研究しています。中山間地域の廃校問題や、中心市街地の空店舗問題、郊外住宅地や中山間地域のコミュニティ維持について取り組んでいます。
③『地域資源を活かしたまちづくり』 東北各地は、歴史文化、環境や人財など魅力的な地域資源が豊富です。それらをどのように評価し、活用しながら地域を元気にしていけるのか研究しています。山林資源の活用や農産品の6次産業化、住民主体の地域おこしイベントへの協力などを行っています。
④『建築・家具・インスタレーションの設計』 地場産木材を用いた家具のデザイン/農業用施設や食品加工施設の設計/アートイベントのインスタレーション/復興商店街や商工施設の基本設計、デザイン/戸建て住宅の設計やマンションのリノベーションなどを行っています。
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研究・共創事例の発表①
『Gcomsus〜G(老年)-com(快適)-sus(持続)〜』地域専門職とともに高齢者ケアを創る
- 沢田 淳子:看護学群 准教授
年齢を重ねた人々がどのような場所であってもその人らしく豊かに生活を継続し、生ききることができる社会の実現を願って活動しています。学群教育における、実習指導者の方々との学習会や大学院における、高度実践看護師である老人看護専門看護師の育成および、地域で活躍する高度実践看護師の活動を支える役割もその一つです。研究は、長期高齢者ケア施設でのケアマネジメントや専門職連携実践を中心に取り組んでいます。また、高齢者のよりよいケアを考え創造するために、地域の高齢者ケアに関係する多様な専門職が集い、学び合える場づくりを、大学の老年看護学領域の教員と地域の専門職の皆さまとともに行っています。
研究・共創事例の発表②
地域防災組織と協働した社会貢献活動について
- 霜山 真:看護学群 准教授
宮城県伊具郡丸森町出身、看護学群の中では、成人看護学の分野を担当しています。ICTを活用した看護介入方法の実用化をテーマに、地域から臨床現場まで幅広いフィールドで研究活動に取り組んでいます。また、日本災害看護学会「まちの減災ナース指導者」として、地域の防災・減災に取り組める看護師や看護学生の育成に力を入れて活動しています。
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研究・共創事例の発表③
宮城大学におけるコミュニティ・ベースド・ラーニング(CBL)の現在地:コミュニティプランナープログラムの事例
- 佐々木 秀之 (事業構想学群 准教授)
地域の資源・歴史を活かしたまちづくり・地域ビジネス・地域コミュニティの創造に、理論と実践の両面から取り組んでいます。東日本大震災後は「ソーシャルビジネスによる社会起業家の育成」「まちづくり協議会における復興地区まちづくり計画の策定支援」「ウェブサイトを活用したデジタルアーカイブシステムの開発」「復興地元学事業」等を実施しています。
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研究・共創事例の発表④
大型3Dプリンタ技術を用いた資源循環型ものづくり
- 益山 詠夢(ますやま えむ):事業構想学群 准教授
「Design Through Making」というアプローチでデジタルファブリケーション技術(以下、デジファブ)を用いて、材料と対話し1:1スケールでプロトタイピングしながら、都市・建築デザインそしてプロダクトデザインについて思考していきます。デジファブ技術を用いた「つくる」を通じて、新しい、材料の使われ方、工法、デザインのかたち、循環型社会のあり方を研究します。
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研究・共創事例の発表⑤
ブルーカーボンを取り巻く持続可能なサーキュラーエコノミーの実現に向けて
- 西川 正純(にしかわ まさずみ):食産業学群 教授
宮城県は水産王国と言われるほど魚介類が豊富ですが、いまだ未利用の魚介類がたくさん眠っているのではないでしょうか。当研究室は、地域に眠る魚介類のブランド化を科学的な視点から支援しています。例えば、水揚げ量が少なくても地元の漁師さんが美味しいと思っている魚介類が有るはずです。それらを発掘するとともに、その美味しさの秘密を科学的に解き明かしていきます。また、最近ブランド力が低下してきている魚介類については、港に水揚げしてから築地(豊洲)や仙台市場に至るまでの品質管理の方法や流通システムについて、マーケット調査を通じて検証・適正化を図る、すなわちPDCAサイクルを回しながらブランドの再生を支援していきます。これまでに、閖上のアカガイやシラス・小女子、気仙沼のモウカザメやアカザラガイ、志津川のマダコ、歌津のウニなどのブランド化に取り組んできました。
また、本来専門分野の栄養機能についても取り組んでいます。農水産物から機能性成分を抽出・精製し、細胞や動物を用いて栄養・機能性を評価していきます。
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研究・共創事例の発表⑥
水産植物関連の産学連携の事例と特徴
- 三上 浩司:食産業学群 教授
植物分子生物学、水圏植物生理学、海藻生物学を専門分野とし、海苔の原材料であるスサビノリやウップルイノリなどの原始紅藻を研究材料として、発生・形態形成・環境ストレス応答などの基礎研究や、それらの知見を活かして、例えば地球温暖化のノリ養殖業へのダメージを緩和するための技術開発や高温耐性品種の作出などの応用研究を行っています。また、日本応用藻類学会の会長を務め食産業学群に学会本部を設置するなど、宮城県を中心とした「東北から世界に向けた海藻研究成果の情報発信」にも取り組んでいます。
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- 日本応用藻類学会