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新着情報

24.11.01

9月-10月しばた曼珠沙華まつりで「花言葉コレクトラリー」を学生たちが企画実施/コミュニティ・プランナープログラム

宮城大学では、地域が抱える多様な課題の解決や、コミュニティづくりに貢献できる人材として「コミュニティ・プランナー」の育成に取り組んでいます。3年生を対象としたコミュニティ・プランナーフィールドワーク演習に参加する学生たちが、9月21日~10月6日に柴田町船岡城址公園で開催された「しばた曼珠沙華まつり」期間中の3日間(9月21日・28日・10月5日) みやぎ蔵王ハーモニー花回廊の魅力を伝える体験型コンテンツ「花言葉コレクトラリー」を企画・実施しました。

ガーデンツーリズムを展開する町の魅力をもっと知りたい、伝えたい
「花言葉」を通して交流と回遊を生み出す仕組みをつくる

柴田町は「花のまち柴田」を掲げ、四季折々で花を楽しむことができるまちづくりに取り組んでいます。県南地域2市9町は「みやぎ蔵王ハーモニー花回廊」としてガーデンツーリズムを展開しており、その構成自治体の一つである柴田町では、町民の方々によるオープンガーデンや船岡城址公園のコミュニティガーデンをはじめ、季節ごとに花々が咲き誇ります。

学生たちは、昨年度のCP実践論でガーデンツーリズムをテーマに学んだ知見を参考に、複数回の現地調査や町民の方が取り組むオープンガーデンの視察、柴田町商工観光課の職員や柴田町観光物産協会の方々へのヒアリングを行い、地域課題の把握と解決策の検討に取り組んできました。その中で、地域住民や観光客が花について知る機会の創出に着目し「咲いている花の名前が分かることで花をもっと楽しめるのでは」という気づきから体験型コンテンツを検討し、柴田町に咲く花の花言葉に着目した「花見くじ」と、船岡城址公園に来場者の回遊性や交流を促進する「花言葉コレクトラリー」を考案・実施しました。

全10種類の花をモチーフとした「花見くじ」、花言葉を集める「花言葉コレクトラリー」

「花見くじ」では、柴田町に縁の深い全10種類の花をモチーフに、おみくじ形式で、その花々と柴田町とのつながりに関するエピソードや花言葉を知ることができます。また、花見くじを引いた参加者同士の情報交換や園内に設置したパネルをもとに花言葉を集める「花言葉コレクトラリー」によって、花の知識を習得しつつ、来場者の交流や回遊を促進する仕組みづくりへとつなげています。当日会場には曼珠沙華を鑑賞するために多くの来場者が訪れ、3日間で283名の方々に「花見くじ」「花言葉コレクトラリー」の参加がありました。

今回の企画は学生たちにとって、地域でのプロジェクトの実践に至る一連のプロセスを経験し、地域の様々なステークホルダーとの関係の構築やプロジェクトの進め方について、多くの学びや気づきを得る機会となりました。今回の演習は、全学共通の3年次科目「コミュニティ・プランナーフィールドワーク演習」を履修した学生が実施したプロジェクトです。今年度は、大和キャンパス2チーム、太白キャンパス1チームに分かれて、宮城県内各地をフィールドに活動しています。今後も現地調査・企画実施を通して、地域と共にプロジェクトに取り組み、実践的な学びを深めていきます。

※演習の実施にあたって柴田町商工観光課、柴田町観光物産協会、オープンガーデンに取り組む柴田町町民の皆さまをはじめ、地域の方々の多大なるご協力に御礼申し上げます。

コミュニティ・プランナープログラムとは

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