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24.11.01
9月、写真を通して七ヶ浜町の魅力を共有するワークショップ「パシャリ!七ヶ浜」を学生たちが企画実施/コミュニティ・プランナープログラム
宮城大学では、地域が抱える多様な課題の解決や、コミュニティづくりに貢献できる人材として「コミュニティ・プランナー」の育成に取り組んでいます。3年生を対象としたコミュニティ・プランナーフィールドワーク演習に参加する学生たちが、9月16日・29日の2日間、住民向け写真撮影ワークショップ「パシャリ!七ヶ浜」を企画・実施しました。
うみ・ひと・まち・「〇〇」をテーマに町の魅力を探す写真撮影ワークショップ
町内・町外、多様な世代の交流で魅力を再認識する機会をつくる
七ヶ浜町は、松島湾の入り口に位置し、湊浜・松ヶ浜・菖蒲田浜・花渕浜・吉田浜・代ヶ崎浜・東宮浜の7つの浜に囲まれた、東北地方で最も面積が小さい町です。「うみ・ひと・まち 七ヶ浜」をキャッチフレーズに掲げ、海と深いつながりを持ち培われてきた歴史・文化、豊かな自然が感じられます。
学生たちはこれまで、複数回の現地調査や七ヶ浜町役場職員の方々へのヒアリングを行い、地域課題の把握と解決策の検討に取り組んできました。その中で、町内スポットの認知度の偏り、情報発信力を課題としていることが分かってきました。そこで、町民と町外学生の視点の交流によって町の魅力を再認識する機会づくりを目指し、うみ・ひと・まち・〇〇をテーマに、自分だけが知る七ヶ浜の魅力を撮影し共有するワークショップを企画実施しました。
お気に入りの写真、そのテーマを考えInstagramで共有する
撮影会では、参加者がそれぞれ町内各地を散策し写真撮影を行いました。その後、お気に入りの写真を選出し、うみ・ひと・まち・〇〇のフレーズをもとに、選んだ写真に応じた「〇〇」に入るテーマを考案して、おすすめのポイントとともに共有し合いました。参加者が作成した写真は、後日、Instagramで発信するとともに、マップにまとめ、ワークショップを通して知ることができた新たな魅力の可視化に向けて取り組む予定です。
本チームは、地域創生と事業プランニングで学ぶ学類を横断したメンバーで編成され、それぞれの専門的な学びや視点を互いに活かして、企画立案に取り組むことができました。今回の企画は学生たちにとって、地域でのプロジェクトの実践に至る一連のプロセスを経験し、地域の様々なステークホルダーとの関係の構築やプロジェクトの進め方について、多くの学びや気づきを得る機会となりました。今回の演習は、全学共通の3年次科目「コミュニティ・プランナーフィールドワーク演習」を履修した学生が実施したプロジェクトです。今年度は、大和キャンパス2チーム、太白キャンパス1チームに分かれて、宮城県内各地をフィールドに活動しています。今後も現地調査・企画実施を通して、地域と共にプロジェクトに取り組み、実践的な学びを深めていきます。
※演習の実施にあたって七ヶ浜町まちづくり振興課、七ヶ浜町在住のクリエイターチーム lil357の皆さまをはじめ、地域の方々の多大なるご協力に御礼申し上げます。
コミュニティ・プランナープログラムとは
地域の歴史・文化・資源を活かしたコミュニティづくりや、地域の人びとと共に課題解決ができる人材の育成を目指す新しい教育プログラムです。このプログラムでは、地域コミュニティの現場に触れ、自らの目で見て・聞いて・体験し、学習することで、地域の人びとと共に考えながら、地域本来の良さを活かした、これからのコミュニティづくりの提案を行える技能の習得を目指しています。
コミュニティ・プランナープログラム
※参考
- 写真を通して七ヶ浜町の魅力を共有する「パシャリ!七ヶ浜」(2024年度)
- しばた曼珠沙華まつりで「花言葉コレクトラリー」(2024年度)
- 塩竈市浦戸諸島の魅力を伝える冊子「ぽかぽか浦戸」を学生たちが制作・発行(2023年度)
- CP実践論を学ぶ学生たちが宮城県南地域での現地フィールドワーク(2023年度)
- 仙台市泉区将監西集会所で「スマイルプラザにあつまろう with 宮城大学」を実施 (2023年度)
- まつの市で学生たちが子ども向けの防災すごろくゲームを企画実施 (2023年度)
- 秋保町境野地区で「秋保境野の魅力たっぷり堪能ツアー」(2023年度)
- 蔵王産業まつりで学生たちが梨のフルーツサンドを販売 (2022年度)
- CP実践論を学ぶ学生たちが柴田町で成果発表を行いました (2022年度)
- CP実践論を学ぶ学生たちが柴田町の現地フィールドワークを実施しました (2022年度)
- 「村田町まちあるきマップ」を村田町役場と株式会社まちづくり村田に贈呈 (2022年度)
- 『名取市みちのく潮風トレイルGuide Map』を名取トレイルセンターに贈呈 (2022年度)
- 「仙台若者アワード2021」で優秀賞を受賞 (2021年度)
- CP実践論を学ぶ学生たちが七ヶ浜町の現地フィールドワークを実施しました (2021年度)
- みちのく潮風トレイル・名取市区間でモニターツアーを実施 (2021年度)
- 仙台南ニュータウン町内会・萩の台町内会でスマホ体験会を開催 (2021年度)
- 栗駒山麓ジオパークとこども向けに地元の魅力を体感する写真撮影イベント (2021年度)
- 「とみやど」で5者協働による「未来博 in TOMIYA」を開催 (2021年度)
- 大崎市道の駅おおさき運営検討委員会で「ふるかわRIDE」の活動報告 (2020年度)
- 坪沼栽培指導型市民農園のPR動画・坪沼野菜の料理レシピカードを制作・発表 (2020年度)
- ふうどばんく東北AGAINと連携し「みんなのマルシェin BRANCH仙台」に出展 (2020年度)
- CP実践論を学ぶ学生たちが白石市の現地フィールドワークを実施しました (2020年度)
- 道の駅おおさきでレンタサイクルとSNSを活用した「ふるかわRIDE」を実施 (2020年度)
- 根白石おもしろ市で学生たちが子ども向けワークショップを実施 (2020年度)
- 石巻市牡鹿地区でフィールドワークを実施しました (2019年度)
- 兵庫県立大学との合同発表会を実施しました (2019年度)
- Reborn-Art Festivalとの協創プロジェクトを石巻市荻浜で実施 (2019年度)
- 「コミュニティ・プランナー実践論」協働地区に学生たちが成果発表を行いました (2019年度)
- 宮城県美里町をフィールドに 地域課題を実践的に解決する 学修プログラムを実施 (2018年度)