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動物生殖学、動物発生工学

肉牛の妊孕性の診断

小林 仁

食産業学群

小林 仁

Kobayashi Jin

教授/博士(農学)

研究内容・実践活動

近年、ウシの受胎率の低下が続いています。受胎率の低下は、牛乳や子畜の生産に直結しており、農家の経営を左右する重要な問題になっています。これまで、不妊牛専門の牧場と協力して、預託された不妊牛が妊孕性を回復し、明瞭な発情を発現し妊娠に至る過程を調査してきました。不妊牛の栄養状態を調べると、過肥と羸瘦のウシがほとんどで、栄養状態が不妊に関係していると考えられました。ウシの栄養状態を示す指標に、ボディーコンディションスコア(BCS)があり、よく使われます。しかし、BCSは体に蓄積した脂肪量を表すには適した指標ですが、必ずしもBCSが高い(肥満)からといって、不妊になるとは限りません。このため、ウシの妊孕性と密接に関係する新たな指標が求められています。当研究室では、妊孕性に関係する新たな指標の開発を進め、その指標の精度の検証と、簡易測定機器の開発を目指しています。

産学官連携の可能性

・抗原抗体反応を用いた簡易測定キットの開発を検討しています。そうしたノウハウのある企業との共同研究を希望します。

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