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基礎看護学、医療の質管理、組織ガバナンス

公開されたデータベースなどの情報から、医療に潜むリスクを洗い出し、医療提供プロセスを見直すことで安全性を向上させます

木村 眞子

看護学群

木村 眞子

Kimura Naoko

教授/経済学修士

研究内容・実践活動

安全で質の高い医療は、利用者だけでなく提供者の勤労意欲や社会の安定性の維持のために不可欠です。
医療安全のためには、医療環境や使用するもの・情報システムなどをエラープルーフ、エラートレラントで、人間の認知や身体的特性に適合した形に変えていく必要があります。このためのインフラとして、厚生労働省は医療安全対策ネットワーク整備事業(後の医療事故情報等収集事業)を整備しました。しかし、これらの情報は広く国民に公開されていますが、必ずしも有効に活用できていません。
このため、現在はこれらの情報を活用して、療養環境の安全をすすめ、事故予防対策を普及していくための研究と取り組みを行っています。

産学官連携の可能性

  • 医療安全に着目した医療機器や看護・介護用品の開発のお手伝いをします。
  • 医療の安全性を高めるための標準化やICTのための仕組みづくりのお手伝いをします。

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