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助産師、産後クライシス、親になる準備、周産期メンタルヘルス、多胎育児支援

産後クライシス予防プログラム

塩野 悦子

看護学群

塩野 悦子

Shiono Etsuko

教授/看護学博士

研究内容・実践活動

妊娠期は同じ道をたどっていたと思っていた夫婦も、産後はお互いの擦れ違い、すなわち“産後クライシス”によく出くわします。そこで、質的研究方法を用いて、産後の夫婦の相互作用について解明したところ、産後の夫婦には「2つのゲート」が存在し、「2つのゲート」を意図的に開けることが、産後の夫婦のクライシスを予防してくれるという理論(2010)に辿り着きました。現在、その理論を軸に産後クライシス予防プログラムを開発し、両親教室などで実践しています。介入研究(2016)では、介入群の夫婦の約9割が本プログラムが役立ったという評価を得ました。本プログラムは成人学習理論に基づいて開発しており、これから親になる夫婦共に産後の夫婦のあり方を互いに考えてもらう手法を盛り込んでいます。すでに助産師や保健師への研修会も開催し、徐々に活用が進んでおります。産後夫婦の諍いによる暴言が子どもの脳に障害をもたらすという報告(友田:2017)がなされて以来、より多くの方に周知をと考え、本プログラムの説明教材(パンフレットや動画等)はすべてウエブサイトで提供しています(https://kerokero-shiono.com/)。

2つのゲートを開こう!

2つのゲートを開こう!

パンフレット表紙

パンフレット表紙

両親教室

両親教室

動画

動画

産学官連携の可能性

・保健センター母子保健担当者様や産科施設の皆様に対して、本プログラム活用の場(母子健康手帳交付、両親教室、産後指導/健診、新生児家庭訪問など)およびその具体的な方法についてお手伝いします。
・子育て支援や男女共同参画などを推進している自治体・企業の皆様に対して、本プログラム内容の利活用促進を図ることを含めた子育て支援ICT開発(アプリなど)等についてお手伝いします。

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