Keyword

公衆衛生看護、産業看護、禁煙、労働者、健康づくり

禁煙をはじめとする働く人々の健康をより効果的に支援できる取組みを行っています

二瓶 映美

看護学群

二瓶 映美

Nihei Emi

助教/博士(看護学)/修士(医科学)

研究内容・実践活動

近年、定年の引き上げや高年齢労働者の無期雇用等が行われています。つまり、今後、労働者にはこれまでよりもいっそう長きにわたって働き続けることが求められています。そのためにも、労働者ができるだけ若いうちから健全な生活習慣を身に着けられるように支援していくことがますます重要になると考えています。
その1つとして、禁煙への支援があります。特に、現在、日本では30歳代および40歳代の男性は喫煙率が高くなっていますが、このうち4人に1人は禁煙を希望しており、保健師としての支援が求められています。(図1)
支援にあたり、まずは30歳代および40歳代の男性のうち、禁煙成功者が取り組んできた体験をもとに、禁煙成功に至った取組みの特徴を明らかにしました。(図2)
そして、それをもとに保健師が現在喫煙している30歳代および40歳代の男性の禁煙への取組み状況を把握するための質問紙を開発し、支援マニュアル(試案)としてまとめました。(図3)
これまでの支援では、喫煙者の喫煙状況を把握することはできても、禁煙の取組み状況を把握することはできませんでしたので、今後、様々な場面で活用することが期待されます。

図1.わが国の男性の喫煙率および禁煙希望者の特徴

図1.わが国の男性の喫煙率および禁煙希望者の特徴

図2.成人中期(30歳代および40歳代)男性労働者の禁煙成功に向けた取組みの特徴

図2.成人中期(30歳代および40歳代)男性労働者の禁煙成功に向けた取組みの特徴

図3.支援マニュアル(試案)

図3.支援マニュアル(試案)

産学官連携の可能性

・「30歳代および40歳代の男性の禁煙成功者が取り組んできた体験をもとにした、禁煙成功に至った取組みの特徴」、それをもとに開発した「保健師が現在喫煙している30歳代および40歳代の男性の禁煙への取組み状況を把握するための質問紙」をお伝えすることができます。
・禁煙以外の支援につきましても事業所様と連携しながら効果的に支援できる取組みを検討していきます。

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